• テキストサイズ

今 夜 か ら は 。

第9章 溢れる想い。


決める、というのは苦手分野。

強引にでも連れ込んでくれたら良いのに…


なんて責任転換しようと
卑怯な考えをする自分。

断るのが常識なのに
揺らぎまくってる心が
目の前だけの幸せへ
走らせようとしていた…
















 「決まったか?」



コートとスーツジャケットを脱いだ渋谷さんが
ネクタイを緩めながら戻って来る。

それ、女の子がドキッとする
モテ仕草ですよね。

もちろん、ドキッとした。













 「……もう少しお時間いただけませんか、」

 「えぇよ。どれくらい?」

 「っと…」




どれくらいって言われても…
/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp