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今 夜 か ら は 。
第8章 好きなように。
『?』
スマホを耳に当てたまま動けずに居る私。
信ちゃんの声が
遠くに聞こえていて…
目線は隣の部屋の前から
離せずにいた。
『聞こえてへんのか?』
お互い視線を向けたまま
何もせず、何も言わず。
久し振りに見る姿に
やっぱり胸は高鳴った。
『!』
大きい信ちゃんの声に
ハッと我に返る。
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