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今 夜 か ら は 。

第8章 好きなように。


バッグに荷物を戻したら
スマホを持って
着信履歴から信ちゃんに電話をかける。

呼び出し音が鳴り始めた。












 「(ん……?)」



エレベーターの方から歩く音が。

こっちへ向かって来てる…?

まさかなぁ…と思いつつ
恐る恐るその音へ
振り返ったのと同時に…











 『……………はい、もしもし』



呼び出し音が
信ちゃんの声に変わった。

だけど、その声に応答出来ないのは…
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