• テキストサイズ

今 夜 か ら は 。

第1章 秋の終わりは始まりの合図。


 「………………っ……」



なんだ今の。
微笑まれたんだけど。

閉まったドアを見つめ
ドキドキし始めた胸に手を当てる。

この音は、何かが始まった合図で…












 「(お隣さんがイケメンだなんて聞いてない…)」



微笑まれて火照り出した顔には
夜風が良い冷却剤となる。

何故だが分かんないけど
今夜からは今までとは違う日々を送れそう。

そんな気がした、秋の終わり。
/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp