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今 夜 か ら は 。

第1章 秋の終わりは始まりの合図。


 「顔見知りっつうか…」

 「…………」



お互い見つめ合い
言葉に詰まる。

そうなるよね、やっぱり。













 「え、何?どういう事?」



私達の間で
またキョロキョロする彼。

そんな彼と私が
運命だと言うならば
私はドアを開けたまま
特徴的な瞬きをしてる
お隣さんの方が運命だと思う。

初対面である私に
そう思われたお隣りさんは
どうも感じて無さそうだけど。
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