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今 夜 か ら は 。

第7章 どこまでも主役になれない。


そんな情けない表情を
見られたくなくて俯けば
溢れていた涙が頬を伝った。










 「ちゃん」

 「ご、ごめんなさい…」

 「なんで謝んねん。ちゃんは何も悪ないんやから」

 「で、でも…」

 「ちゃんとこの会社に可愛い子居る?」

 「………へ?」




状況をとん切るような
錦戸さんの言葉に
自分でもびっくりするくらい
素っ頓狂な声が出た。

今の流れからして
私の会社は全く関係ないと
思うんだけど…
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