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今 夜 か ら は 。

第1章 秋の終わりは始まりの合図。


 「鳥肌立ちました、僕っ」

 「なんでですか?」

 「運命でしょう、これは!お姉さんも思いませんか?」

 「えっ、と…」




思わないです。
すみません。

と、言いたいのは止めとく。

嬉しそうな笑顔を見たら
そんな冷たい事は言えない。

だから、愛想笑いで誤魔化す。












 「絶対運命なんやけどなぁ…」



と、頭をポリポリ掻き呟く彼。

その絶対はどこから来るんだろう。
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