• テキストサイズ

今 夜 か ら は 。

第7章 どこまでも主役になれない。


歌い始めも、歌ってる間も、歌い終わりも
結局、渋谷さんが向く事は無かった。

好きになって
即、失恋とか
初めてじゃないから大丈夫。
(少しばかり引きずるだろうけど…)










 「こんなん無理や。すばるくん、ごめん!」

 「えっ、ちょ…何がやっ!?」




錦戸さんが渋谷さんに謝ってから
私のとこへ来て隣へ座った。

行動の意図が分からず
様子を伺ってたら
体の距離を詰められる。











 「…………ちゃん、すばるくんの事好きやろ?」

 「っ…」



ドキッとなったのは
言い当てられたせいじゃない。

錦戸さんの顔が近いから(だと思いたい)。
/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp