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今 夜 か ら は 。

第1章 秋の終わりは始まりの合図。


あっという間に3階へ着いた。

エレベーターより階段使った方が良い、と
言われるのも仕方ないと思う。
(実際、そうだから)








 「どうぞ」

 「あ、ありがとうございます」



開ボタンを押したままの彼の横を通って
エレベーターから降りた。

続いて、彼が出てると
ドアは閉まり
エレベーターは
この階で停止する。


そして…








 「もしかして、こっち側だったりします?」
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