• テキストサイズ

今 夜 か ら は 。

第7章 どこまでも主役になれない。


 「ふふ…っ」


つい、声に出してニヤつく。

エレベーターの中
1人で良かった。


こんなとこ誰かに見られたら変な人だもん。

怪しいでしょうよ
エレベーター内でニヤけてたら。



早く着かないかな…と
顔を上げれば
1という数字が表示され
開き出すドアの僅かな隙間から
すり抜けるようにエレベーターを出て
駐車場の方へと向かう私を…









 「ちゃん、」



呼び止めた声。
/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp