• テキストサイズ

今 夜 か ら は 。

第7章 どこまでも主役になれない。


 『代わってあげたいんですけど、残念ながらすばるくん運転中なんですよ~』

 「そ、そうなんですか…」



彼女と一緒じゃないんだ、と安心する。

いや、安心したところで
何の意味も無いんだけどね。













 『電話越しやと声の印象も変わりますね』

 「そうですよね。丸山さんの声が一段と優しく聞こえてます」

 『ほんまですかぁ?嬉しいな。ちゃんもまた違った可愛らしい声で…ちょっとドキドキしてますわ、僕』

 「なっ…」




ほんとにね

聞き慣れてないから恥ずかしい。
/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp