第1章 勉強の時間
カルマ「なんだ、意外とできるじゃん」
奈々美「それはカルマくんの教え方がいいからだよ」
カルマ「俺、公式と解き方しか教えてないけど…」
奈々美「その解き方がわかりやすいの!」
(これなら中間テストいけるかも…!まぁ、数学さえできれば10位以内は余裕だけど★)
今回の中間テストでは、50位以内に入らないといけない
カルマと私にとっては、頑張ればものすごく簡単なノルマなんだよね…
カルマ「そう?
とりあえず休憩する?今だとキリがいいし」
奈々美「そうだね…
あ!さっき買ったチョコ食べよ?」
カルマ「あー、そういえば買ったね
食べようか」
奈々美「うん!」
カルマはレジ袋からチョコを取り出し、袋を開けた
そして、私に差し出している
奈々美「あ、あの…?」
カルマ「はい、あーん」
奈々美「な、なんで?!」
カルマ「だって、反応が面白いし…あと、その恥ずかしがった顔がかわいいから」
奈々美「だ、だからって…!
これは恥ずかしすぎるよ!」
カルマ「そう?じゃあ、これで食べないなら…」
カルマは手にもっていたチョコを口に含み、私にそのままキスしてきた
奈々美「んっ…んん…ぁ…」
私たちの舌の上でチョコが溶けていく
この甘さとともに、私の頭まで溶けそうだ…
やっっとチョコが溶け、唇を離すと、私の息は少し上がっていた
カルマ「これなら一緒にチョコたべれるし、奈々美も食べれるから一石二鳥だ^ ^」
奈々美「…カルマくんのバカッ///」