第1章 勉強の時間
奈々美「…赤羽くんの家ってここ?」
カルマ「うん そうだよ?」
奈々美(ものすごく立派な一軒家なんですけど…)
住宅街の中でも極めて目立つ赤羽くんの家…
すごいんですけど…
カルマ「とりあえず入って?」
奈々美「…お邪魔します…」
(中もすごく立派で広い…)
カルマ「俺の部屋こっちこっち」
私は階段を上っていく赤羽くんの後ろについていった
赤羽くんはドアを開け、「入って」と言った
奈々美「失礼します…」
(すごくシンプルで片付いてる…)
赤羽くんの部屋はシンプルかつ統一感のある部屋だった
棚にはいろんな香辛料(危険なものもあり)が飾られていた
奈々美「すごい数の香辛料だね…」
カルマ「まぁね イタズラとかでもよく使うから…」
…聞かなかったことにしておこう…
確かに、危険そうなものだけは大量にある…
普通のは、小さい瓶に綺麗に入れられている
奈々美「あ、なんの教科から勉強する?」
カルマ「そういえば、奈々美は数学が苦手なんだよね?教えてあげるから数学からやる?」
奈々美「いいの? 」
カルマ「全然いいから
ところで、その『赤羽くん』はやめない?」