第2章 テストの時間
前原(ヤバい…問4がわかんねぇ…)
磯貝(こんなの…ナイフ一本で倒せるわけない…)
渚(どうすれば…)
中村(倒せる…?)
奈々美(これは…殺せんせーが大事だって言ってたところだ!みんな!授業で大事って言ってたことだよ!)
神崎(そう言えばそうですね…
簡単に見るようにしてみますか…)
茅野(そっか!よく観察して、簡単に見るようにすればいいのか!)
先生「っ…?!」
(問題を解くスピードが…変わった…?)
奈々美(これは、砕けば砕くほど簡単な問題…!
応用だろうが、基礎だろうが…砕けば簡単…!)
全員(このまま行けばっ…っ?!
こ、こんなの…習ってない…?!
ヤバい…飲み込まれる…!)
奈々美・カルマ「………」
先生「…テスト終わり!
後ろから集める」
全員「…………」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
ー後日ー
烏間先生「どういうことですか?
テスト範囲が大幅に変わっているように見えるのですが…」
先生『えーと…烏間先生?
うちの学校は神学校ですよ?こういうことがあってもおかしくない』
烏間先生「しかし…!」
先生『本校舎では理事長が自ら教壇に立って生徒に変わったテスト範囲の部分を教えました
変わってもこちらはなんともありません」
烏間先生「くっ……」