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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 後編】

第5章 もう逃さない










「やめて・・・っ!お願い、エルヴィン!!服は・・・
脱がさないで・・・・」

「君のお願いは叶えてやりたいが、それは叶えられない。
怪我の具合をどうしても確認したいんだ」

「・・・い、いやっ!嫌だ!・・・もう・・・怪我は
大丈夫だから・・・」

「大丈夫かどうかは俺が判断する。君の顔色を見る限り、
まだ治りきっていない状態だと推測しているが・・・・」


身体を捻って逃げようとするが、
すぐ元いた位置に戻され身体を抑え込まれる。



ナナシが逃げ出せないようにエルヴィンは
ナナシの着ていた服を力任せに引き裂いた。


らしくない乱暴さにナナシが驚愕に目を見開いてエルヴィンを凝視したが、
彼はそんなナナシに構わず衣服をどんどん剥いでいく。


全ての衣服を剥ぎ取り、胸に巻いてあった包帯を取り除いた瞬間、
エルヴィンは言葉を失い動きを止めた。









ナナシが何故人に身体を見せたがらないのか・・・
その疑問が一気に払拭された瞬間だった。









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