過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 後編】
第1章 前編までのおさらい
*【ナナシの能力】
<筋力操作>馬並みに走れたり、細い体に合わない力を発揮出来る。
<同調能力>相手の気と同調して操る事が可能。
血を媒介にすると尚精度が上がる。
<観察眼>見ただけで相手の動きをコピー出来る。
<影使い>自分の影を刃の形に変え、それで攻撃する。
その他空中で足場にする事も可能。
<風使い>突風で攻撃出来たり、相手の体内の気圧を変えたりと
多種多様に使える能力。
*【ナナシの身体】
ナナシが進撃世界にいる為に作った身体。
要するに義体のようなものだが、血が流れていたり
体温があったりと、ほぼ人間と同じ構造をしているが、
一つだけ足りない臓器がある。
戦闘に特化した作りになっており、様々な仕掛けが備わっている。
首筋に鍼を刺せば感情を殺す事も出来、痛覚を無くす事も可能。
不老ではあるが不死では無いので、定期的に実家に帰って
メンテナンスをしないと生きていけない。
身体を見せたがらないのも、見せたら人ではないという事が
わかってしまうためである。