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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 後編】

第25章 酒盛り











自室におでんの包みを置いたナナシは、
ツクモから貰った酒をどう飲むか考えていた。

何を隠そうツクモから貰ったお酒は最高品質の
『純米大吟醸酒』だ。

お冷で飲むのも良いが、ここは熱燗にすべきか・・・。
想像するだけで涎が出そうになるほど、ナナシは飢えていた。


「決めたっ!熱燗だっ!!!!」


ナナシは倉庫である『影』から徳利を取り出すと、
急いで厨房へ向かった。

鍋にお湯と徳利を入れ熱燗を作ると、すぐに取って返して
自室へ急いだ。



自室で一人月を見ながら熱燗とおでんを食べる・・・何という至福だろうか。


ルンルン気分で自室の扉を開けた瞬間、眼に飛び込んできた光景に
ナナシは膝から崩れ落ちる羽目になった。








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