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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 後編】

第16章 襲われる

















―――少し時間を遡った地下牢では、
ミケから報告を聞いたエルヴィンが眉を寄せながら、
牢屋を出て現場へ向かった。


やっと団長として行動し始めたエルヴィンにミケは追従していく。


ここは団長であるエルヴィンに収拾してもらう他無い。
恐らく今は血だらけで発見された兵士達に何が起こったのか
混乱が生じている頃だろう。

兵士四人の生死はわからなかったが、
モブリットがやってきて重症ではあるが
命に別状がないという報告をしてきたので、
一先ず安堵する。





ずっと地下牢に籠っていた団長の登場に
兵士一同は一瞬安堵の表情をしたが、
すぐ兵士の顔に戻りそれぞれの状況を報告してきた。

皆何が起こったのかわからず、反調査兵団主義の陰謀だとか、
暗殺だという意見が飛び交う。



現場にリヴァイとナナシがいなかった事から、
リヴァイがナナシを保護したことがわかり、
上手く混乱した現場を収めるとエルヴィンはハンジ達と
ナナシの元へ向かった。

ハンジとミケからナナシが強姦されたみたいだと聞いて、
内心冷静ではいられなかったが、懸命に冷静な仮面を顔に貼り付ける。





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