第7章 07.休日
『つば兄は認めてくれないの?』
椿「認めない!…けど、もう決めたことなんだろー?」
『うん』
椿「凌香、意外と頑固だから、どーせ俺の言うこと聞いてくれないだろうし…。認めるよ。」
『ありがと!つば兄ならわかってくれると思ったよ!』
にっこり笑って言うと、つば兄も私の頭を撫でてくれた。
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1時間ほど交代でゲームをすると、いい時間になり、岳人達は帰ることになった。
向「右京さん、ありがとうございました。」
宍「メシ美味かったです。」
芥「弥ー、また来るからなー。またゲームしような!」
弥「うん!気をつけて帰ってね!がっくん、亮くん、ジローちゃん!」
どうやら弥はすごく楽しかったみたい。
岳人達も一人ずつわたの頭を撫でると、お邪魔しましたーと、家を出て行った。
雅「弥はもう寝ないとね」
弥「うん!僕もう寝るね!おやすみなさい!」
わたはそう言って、階段を駆け下った。
リビングに戻れば、お姉ちゃんがゲームの片付けをしていたので、それを手伝う。
『お姉ちゃん、この後、私の部屋でゲームしない?』
絵「え、凌香ちゃん、明日部活じゃないの?」
『そうだけど。お姉ちゃんがゲーマーって知ったのに、このままじゃ、寝るに寝れ無いよ!」
絵「それもそうだね。じゃあ、日付変わる前までやろうか」
『うん!』
私たちはさっさと片付けを終わらせ、各自お風呂に入り、私の部屋で12時前までゲームをした。