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my self

第37章 目指す場所




 私は仕事が終わり、帰り支度をしながら

自分のスマホを見ると着信があった



それは絵画の先生でめったにない事だった

だから急に不安になってしまった



「どうしたんだろ?」


私が呟くと

一緒に仕事が終わった同僚が心配してきた


「どうしたの?」


「絵の先生から電話あってさ

何かあったのかなぁ?」


「今日、絵の日だったの?」


「ううん、違うんだけど....

ちょっと聞いてみる」


私は、更衣室の隅で電話すると

先生は待ってたかのように直ぐに出た



「あのぉ、お電話すみませんでした

仕事だったもので...」



「えっ?」



私は先生からの話しを聞いて衝撃をうけて

顔色が変わった



その様子を同僚が見て近づいて来た


「由夢、どうしたの?」


私は電話だったが

話しが終わると軽く頭を下げ電話を切ったが

しばらく呆然としていた



「由夢.....」


彼女は心配そうに私の顔を覗き込んだ

私は彼女を見ると震える声で


「私の作品が、金賞と銀賞を取ったって」


「えっ、嘘!すごいじゃん!」



私は震える身体で立っていた


「えっ、二つ?」


彼女は驚いたので私は説明をした


「実は、作品が同時に二つ出来たからさ

思い切って二つを出品してみたの」


「なるほど

それが二つとも賞を取っちゃったて事ね」



「そうみたい....」


私は今起きてる事が信じられずにいた

そんな私の肩を彼女は叩いくと


「ほらぁ、彼氏に電話をしなさい」


私が握りしめていたスマホの手を彼女は掴むと

早くしなさいと言うように

私の腕を上にして伝えてたのだ



「うん、ありがとう」


私は、初めて彼に電話をしたが


留守番電話になっていた

忙しい人だから仕方がなっかた

私はメッセジーを涙声で伝えて切った



すると彼女は


「今からお祝いをしましょうか?」


「えっ、いいの?」


「もちろん!由夢の快挙だもん」


私は嬉しかった

やっと自分の夢が手に入りそうになってて

心は完全にマヒしていたのでした


重大な事をすっかり忘れていたのでした

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