第37章 目指す場所
私の体調もやっと整ってので
仕事に復帰し、久しぶりにコンビニに入ってると
やって来た同僚が急いで私に走って来た
「ちょ、もう大丈夫なの?」
「うん、心配かけてごめんね」
彼女は私の身体をさすりながら心配していた
「だから、無理しないでって言ったのに?」
「うん、頑張りしすぎちって....」
私の行動でこんなに
人に迷惑をかけてしまった事に
申し訳なくなっていた
すると彼女は思い出したように
話し出した
「それより、彼氏が来て良かったよね
フラッとここに来た時は驚いたけどさぁ
なんか芸能人って感じしないんだね」
彼女は彼に会った時の事を思い出して
興奮してきたようだった
「うん、そうでしょう」
「本当に由夢が羨ましいよ」
彼女は軽く私の頭を叩いた
「今度は、もっとゆっくり会わせてね」
「うん、聞いてみるね」
「お願いします」
彼女は笑いながら私に軽く頭を下げると
仕事に戻って行った
私は、今まで休ませてもらった分の
仕事の恩を返そうと頑張って働こうと思った
こうして私は色んな人に支えられて
毎日を笑顔になってると思ったのだ