第31章 仲直り
すると彼は少しだけ笑うと
安田「まだ、ちゃんと仲直りしてないからとちゃうん?」
その言葉を聞いて私は驚いていた
こんなに話しているの仲直りが出来てない?
どうしたら、仲直りになるんだろ?
私は何が何か分からなくなっていると
彼が口を開いた
安田「俺から言いたい事があるんやけどええ?」
私は素直に頷いた
これ以上何を言われても良いと思っていたから
安田「今後、誰に聞かれても俺の事は
ちゃんと答える事! 噂になるとかはええから
ちゃんと言って欲しい」
私はその言葉に動揺した
それが顔に出たのかも知れない
彼が言葉を付け足した
安田「俺は隠す関係は嫌やから
ちゃんと彼氏でおらして欲しい」
その言葉が胸の奥に響いていく
「わかりました....」
私は素直に承諾すると彼は嬉しそうに
安田「じゃぁ、これで仲直りやな」
突然、強引に私にキスをし
いつもより強めの長めのキスを
私はキスをされて
やっと心が安心していた
彼がどんなに私を思っていてくれてるかを
知って心の底から嬉しかったのでした
彼がゆっくりと唇を離すと
安田「久しぶりのキスやんなぁ」
嬉しそうに笑う彼に私の胸は熱くなっていた
止まっていた幸せの時間がまた動き始めて
私は増々この恋にのめり込んでいったのでした