第2章 【暁のヨナ】白龍の鱗 ▶︎シンア
空を見上げると、月の光が柔らかく夜空を照らしている。
シンア、、、月の光。
が俺につけてくれた、名前。
「、、、、、俺の名前、、、、、呼んで、、」
「、、、、シン、ア、、、、、、、、」
、、、大好き、、、、、、
ぼんやりとした頭の中がグルグルとまわる、、、
体の力が抜ける、
ドサッ!
「シンア!!!!?」
キ「姫様!!!!!!!!」
の声を聞きつけて、
キジャが大慌てで駆けつける。
「そなた、、姫様になにを!!!!、、、、って気を失っているではないか!」
「キジャ、大きな声出さないで!、、シンアは、多分風邪よ!様子がおかしかったもの!」
それは、或る月夜の一騒動
end.