第1章 やあやあこれなるは‥‥
ドタドタドタドタ
ガラッ!
「主ー!お、き、て!」
『ぐはっ!』
腹に強い、物凄く強い圧迫感を感じ目を開ける
蛍「おっはよー!主!」
『ほ、蛍丸‥‥あれほど声をかけてから部屋に入れと‥』
蛍「早く主に会いたくて‥‥」
先程の態度とはうってかわりしゅんとする蛍丸
可愛いんだなぁ‥‥
『そんな落ち込むなって、次から気をつけような?』
蛍「うん!」
「こら蛍丸、時間かかり過ぎ、朝ご飯冷めちゃうよ
ほら主も起きて?皆もう食べ終わってるよ」
急に入ってきて髪の毛を整え出す我らが母親
『おはよう、光忠
てかノック』
燭「こんなに寝癖付けて‥‥よし、早く顔洗っておいで」
『ノックは無視ですかそうですか俺にプライバシーは無いんですねそうですね』
ぼやきながら支度を始める
蛍「じゃあ俺達先行ってるね!」
『おう、出来るだけ急ぐわ』