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奏でる音色

第1章 ド:桜の舞う中で



「新入生代表 赤司征十朗」

「はい。 〜〜〜〜〜〜新入生代表 明石 征十朗」

キャー!!赤司様〜〜〜!!!

とかなんだかうるさいな〜〜〜


ってあれ?さっき呼びにきた人だ。
生徒代表ってことは頭いいんだろーな〜〜



「生徒代表 明石 龍」

あ、龍兄だ。

「ハイ。新入生のみなさん〜〜〜〜〜〜生徒代表 明石龍」

きゃああああああああああああ!!!
やら
明石くううううん!!!
やら
その声で愛をささやいて〜〜〜〜


とか

まったくなんなんだ。


「さて、挨拶は以上。次は一年生に君たちの校歌を聞かせてあげる番だね。精一杯の声をとどかせておくれ」


HA??何を言ってるんだ?あの人は・・・・


「今回、この素敵な舞台なのに音楽の藤原先生が急に来れなくなってしまいました。もちろん。このまま引き下がる僕じゃない。
とっておきの演奏者を紹介しよう。

新入生 明石 蘭


おおおおおお!!!!


「はい」


〜♪〜〜〜♪



パチパチパチ。


「伴奏を引き受けてくれた時、この学校に一曲作ってきてくれたみたいなんだがそれも演奏してもらえるかな??」


っと龍兄

「はい(何いってるんだ?何も聞いていない。そうかこっちで作れって事か)」


〜♪〜♪


蘭の演奏を終えると
さっき迄龍兄をみてキャーキャー騒いでた声が
シーンと静まり返り

そして





わああああああああああああああああ!!!
パチパチパチパチ

盛大な拍手に飲み込まれた



龍兄のおかげで波瀾万丈な入学式を終えた。
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