第1章 俺のお姫様
〜その後〜
ガラガラッ
「銀ちゃん、ただいまネ」
「おう、神楽、おかえ……」
「旦那、お邪魔しますぜィ」
「そ、総一郎くん!? 何でここに来てるの!?」
「今日から俺と神楽は付き合うことになりやした。だから、神楽の保護者代わりの万事屋の旦那にご報告を。それから、俺の神楽には今後一切、手を出さねェようにしてくだせェ」
「え、え!? な、神楽と総一郎くんが付き合うの!? どーゆー風の吹き回し!? 明日が地球最後の日なの!?」
「旦那、落ち着いてくだせェ」
「銀ちゃん、落ち着くアル」
「そんな悠長なこと言ってられっか! 新八にも……」
「もう、いいアル。銀ちゃんに言った私がバカだったネ」
この後も2人が仲良く歩くところを見るまで、保護者代理の銀ちゃんは神楽と沖田が付き合ったことを信じませんでした……。
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