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この命、君に捧ぐ

第12章 消えた彼



数時間が経った。
山上くん、来ないな。

一人ぼっちじゃ、不安だよ...

>>ガタッ

「だ、だれ!?」

「僕だよ、澪ちゃん。」

>>ドサッ

ハシゴからあと数センチというところで、転げ落ちてきた。

「だ、大丈夫ですか!?」

「ああ、大丈夫。」

山上くんが来た。
じゃあ、ルカくんはどこに行ったの?

「あてて...、くそ、あいつらめっ」

今はとにかく血まみれの彼を手当しなきゃ。
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