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この命、君に捧ぐ

第12章 消えた彼



「僕はソラの様子を見に行く。ソラが来たら、ソラの言う事を聞くんだ。僕はすぐに戻るから」

「ど、こへ行くの...?」

「大丈夫。」

ニコッと微笑み、ハシゴを登る。
手をのばし"待って"と言おうとすると、

「ここに居なきゃ。君は、何も心配する事なんてないんだからね」

>>キィー バタンッ

なんで今更、気づくんだろ。
どうして泣くまで気づかなかったんだろ。

昔、彼と過ごした日から今日まで。

彼が好きだってことを....
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