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この命、君に捧ぐ

第6章 両親の事故死した本当の理由



それから次の日、僕は公園へ行く。
彼女は公園へ来て、9時になれば帰った。

あまり遅くまでいると警察に目をつけられ、両親に迷惑がかかると言ってた。

翌日、いよいよ来てしまった日だ。
今日もいつも通りに出ようとしたとき。

呼び止められた。

『ルカ』

心臓が有り得ないほど激しく鼓動を打つ。
今まで僕になんか話しかけもしなかった大人。

この時点で僕はおかしいと気づくべきだった。

『話がある』

それは何かの合図のように。
ヤツは不気味なくらい微笑んでいたんだ。
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