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この命、君に捧ぐ
第22章 気持ち
「...えへへ、ルカくん」
「もっと早く出たら良かった。まいにち来てくれるから、意地悪しちゃった。」
「...え、知ってたの!?」
ふふ、と楽しそうに笑い頷く。
てことはわざと出て来なかったの!?
「澪があんまりにも一途に来てくれるから嬉しくなっちゃって。許して、ね?」
可愛く首を傾げる。
「ゆ、許しますよ...」
「優しーね、澪!」
ルカくんは私の頭を撫でる。
ちょっと、これは嬉しい。
「これからは、ずーっと一緒。ね?」
「...うん!」
ニコッと微笑みながら返事する。
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