【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第11章 文化祭
「どんどん出てくるな」
「お、お前のせいれ…」
楽しげにこちらの様子を見つめる高杉を睨み付け言うが呂律が回らない。
身体中も熱く息も荒くなっていく。
「もう効いてきたのか。噂通りだな」
「んぁっ…は、ん」
「まだ残ってるみたいだな」
「ん、んぅっ…ふ」
中に指を突っ込まれグチャグチャとウイスキーを掻き出される。
そして確認するように指を引っ掛け中を広げられる。
「やっ…見るな…よ」
嫌でも感じてしまう視線に首を振りながら弱々しい声で言う。
「見なきゃ分からねーだろ。それに中ひくつかせてる奴がよく言えるな」
笑いながら再び指で掻き回す。
「まぁこんなもんか」
中のウイスキーをほとんど掻き出され、高杉は指を抜いた。
だが身体に回った酒はいまだ抜けず焦点の合わない目で高杉の方を向く。
「そんな顔するなよ。今楽しませてやるから」