【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第10章 支配
「よし、今日はもう帰っていいぞ」
「え?」
「良くなったとはいえまだ完治してないだろ?今日はもうこれでいい」
「そんな…」
「…どうした?早く行けよ」
急かすような言葉を向けられ無言で俯く。
身体は熱を帯びたまま疼く。今立ち上がれば確実にバレてしまう。
そんな八雲を見て「そういう事か」と高杉はニヤリと笑みを浮かべる。
「そうか…お前はまだだったな」
いきなり腕を掴まれ膝に座らされる。
直に高杉の熱を感じ顔が熱くなる。
「見ててやるから自分でやれよ」
その酷な命令に思わず目を見開く。
「そんなの…出来るわけないだろ」
「じゃあずっとこのままか?」
「やっ…っ」
ズボンの上からでも分かるそれを触られ思わず声が出る。
「どうするんだ?」
意地の悪い顔をこちらに向けてくる。
答えなど一つしかないと分かっているくせに…。
震える手でファスナーを開けペニスを取り出す。