【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第3章 最初の挨拶
賑やかなクラスだな…。
3Zの空気に若干ついていけず、少し困りながら言い合いを始める生徒達を見つめていると、
銀八が八雲の肩に手をかけた。
「ま、そう固くなんなよ。これがいつもの光景だからよ。すぐに慣れるって」
これ、慣れるのか?
不安はまだ取り除けないでいたが、
口元に笑みを浮かべながらそう言う銀八を見て、
何故だか頑張れそうな気がしてきた。
思っていた教師生活とはだいぶ違うが、この生徒達とは楽しくやっていける気がする。