【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第7章 夜のお遊び
それからというもの、高杉は毎日のように八雲を呼び出し身体を弄んだ。
今日もあちこち痛む身体をなんとか引きずり仕事に励む。
ブーブー…。
放課後、携帯のバイブが鳴る。
見ると高杉からの呼び出しのメールだった。
今日もあるのか…。
最近では携帯のバイブが鳴るだけで気が重くなる。
しかし正直言って今はすぐに向かえる状態ではない。
「おい、そっちもう出来そうか?」
「はい!もうすぐです」
日本史担当教師の服部全蔵に尋ねられ答える。
こっちにだって仕事があるんだ。
高杉の言いなりばかりにはなれない。
けど…
高杉に断りのメールを送る。
いや、こればっかりは仕方がない。
いつも高杉を優先する事なんて出来るわけがないんだ。
すぐに返事が来た。
『終わるまで待つ』
「マジかよ…」
その返信は少し意外だったが、いつ終わるかなど自分にも分からない。
八雲は携帯を閉じ、小さく頭を振ると仕事モードに戻った。