【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第27章 恋人達の甘い時間
「先に服を着たらどうだ?」
「え?…うわぁ!」
そこでようやく自分が今何も身に着けていない事を思い出し、慌ててシーツを被った。顔を赤くさせる俺を、晋助は楽しげに喉を慣らし笑う。
「朝飯作るから、その間にシャワー浴びて着替えろ」
そのまま上機嫌で寝室を出て行った。
「早く言ってくれればいいのに…」
こういう意地の悪いところは彼らしくもあり、好きな所でもあった。
なんて…少し惚気すぎか。
心の中で苦笑いを浮かべながらベットから降り、バスルームへと足を運ぶ。