第27章 恋人達の甘い時間

「…どういうつもりだ？」



「いいから、ジッとしてろ」



ベルトに指を絡め、ゆっくりと外していく。ぎこちなくなってしまったが、スルスルと晋助の衣服を脱がしていった。その間怪訝な表情を浮かべていたが、何も言わずにただジッと俺を見つめている。
下着を引きおろし、そこからペニスを取り出すと、大きく口を開け咥え込み唇で揉みしだく。次第に口内のものは硬さを増し先端から粘った汁を滲ませた。



「っ…はっ…やめ、ろ」



口をそのままに目線だけを上に上げた。ほのかに頬を赤く染めながら小さく肩を揺らしている。



「そんなにされたら…我慢、出来なくなる」



一度ペニスから口を離し尋ねる。



「我慢する必要なんてないだろ。時間はたっぷりあるんだから、イキたいならイけよ」



「そうじゃねぇ。…俺は…」