【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第26章 せっかく関係が変わったんだし
「…晋助」
目を丸くさせ口に含ませていたコーヒーを拭く出してしまい、慌ててハンカチを差し出した。
「ちょっ!大丈夫か?」
「ゴホッ…いきなりなんだお前」
そんなに驚く事かな。まぁ、そりゃ今まではずっと名字で呼んでたんだけど。
けど、ホントはずっとこう呼びたくて仕方がなかった。
「せっかく関係が変わったし、呼び方変えようかなって。…ダメか?」
「…ダメじゃ、ねぇけど」
どうも口ごもっている。
…やっぱり、急ぎ過ぎたか。