【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第25章 私利私欲のため
目の前の男が愛おしくて仕方がない。
堪え切れず今度は自分から高杉の唇を塞いだ。
頬を朱色に染めたまま、驚いた表情を浮かべていたが、そのまま目を閉じ受け入れてくれた。
きっと、これからも色んな事をこいつとしたくなる。
前の自分とはおさらばして、お前にちゃんと好きって言って貰うのが、今の俺の欲だから
そこからまた色んな欲が出るだろうね。
叶えるよ。全部自分の手で、必ず。
「好きだよ、高杉」
再び気持ちを伝えると目を細め子供のような笑みを見せてくる。
やっぱり、お前は愛おしいね。