【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第24章 ハッキリして
「まぁ失敗したくらいでそんな凹むなよ。実行出来ただけでも大した進歩だろ、今のお前は。お祝いに今夜飲みにでも行くか?お前の奢りで」
「…いや、失敗したわけじゃないんです。…いや、失敗してないですけど失敗しました」
「はぁ?」
どういうことだよ。
「ちょっと分かるように説明してくれねーか?」
「そう言われましても…」
いや、そんな困り顔浮かべられてもな。こっちが困ってんだよ。
「…取り敢えず結論だけ言うと、気持ちは伝えられました」
「良かったじゃねーか。それで?」
「えーっと…あ、セックスが出来なくなりました」
「うん、意味分からん」
ざっくりし過ぎだろ。そこからどう繋がったらそういう結果になるんだよ。
こいつ、一体高杉と何話し合ってきたんだ。