【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第23章 再契約
「…で、なんだよ。さっさと済ませろ」
「そう急かすなよ。そんなに俺と話すの嫌か?」
「…そうは言ってねぇだろ」
嘘付け、態度がそう言ってるだろ。
大きくため息をつく。だがいちいち気にしていては本題に入る事が出来ない。
この日をどれだけ待ち望んだ事か。今日で全部終わらせないと。
体の向きを変えしっかりと高杉を見つめた。
「俺、お前にフラれに来た」
「…は?」
まぁ、そんな反応にもなるか。…さて、どこから話そう。
ちゃんと練習はしたんだけどなぁ。ホント、こいつを前にすると言いたい事全然出なくなる。