【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第22章 変わる男変わらない日常
「んじゃ、HR行くか」
「はい」
元気良く返事をし、続けて立ち上がる。
「そういや、お前その髪どうしたんだ?」
銀八が八雲の頭を指差す。八雲の髪はいつもの茶髪ではなくキレイな黒髪になっていた。
「あぁ、染めたんです」
「イメチェンか?」
「まぁ、そうですね。見た目から変えるのも有りかなって。こういうのでも、気持ち切り替えたり出来ますから」
「ふーん」
「…やっぱり、変ですかね?」
「いや、お前らしい考えだと思うよ」
わしゃわしゃと頭を撫でれらその気持ち良さに目を細めた。
こうやって頭撫でて貰うの、久々だな。