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【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】

第22章 変わる男変わらない日常





「…坂田先生」



「あ?」



「あんた、あの時わざと喧嘩ふっかけてきたでしょ」



「…そうでもしねぇとお前動かねーだろ」



「まぁ、ごもっとも」



またしばらく二人の間に沈黙が続く。



「…ありがとうございます」



「おう、今度なんか奢れよ」



その声は息を吐くように小さなものだったが、銀八の耳にはちゃんと届いたようで嬉しそうに笑みを浮かべていた。
そこでタイミング良くチャイムが鳴り、銀八は席を立つ。

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