第4章 ご対面

「うぐっ！うう…っ！う！」



再び激しい痛みが身体中を走り目から涙が溢れる。
狭い入口をこじ開けるように強引に中を掻き回され必死に腰を離そうとする。
しかし細身の身体に似合わず、高杉は強い力で俺を押さえつける。



「良い表情だなぁ。あんたの今のその顔、最高だぜ？」



「ん、んんっ！…うっ！」



頼む、頼むから早く終わってくれ！

もはや高杉の声は八雲の耳には届いていない。
この地獄に耐え切れず、喉の奥で嗚咽を漏らし泣くだけだった。



「うっ！」



突然熱いものが中で爆ぜるように噴き出してくる。男のものが中に出される感覚に鳥肌が立ってしまう。
満足したように高杉はずるりと中のものを引き抜く。中で出された体液が逆流し足に熱いものが伝ってくる。
そこでようやく手の拘束とハンカチを外された。



「あ…っ…」



だが声がまともに出ない。身体は恐怖で震えたままだ。
同性の男に犯され中に出され、八雲のプライドはズタボロだった。
重い身体を持ち上げ高杉を見上げる。