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【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】

第15章 互いの関係性





「うっ、ううっ…っ」



プレハブ小屋、八雲は一人唇を噛み締め苦痛に耐えていた。
身に着けているのはワイシャツ1枚だけ。腕を後ろ手に赤いロープで縛られ膝立ちをしている姿は、まるでAV女優のようだ。
唇に歯を立て過ぎて細かな傷をいくつも作り、痛々しく血がにじんでいる。
それでも止める事が出来なかった。そうでもしないと意識を保てそうにない。



『俺が帰って来るまでそのままの状態でいれたら解放してやるよ』



高杉はそう言い残して部屋から出て行ってしまった。
あれからどのくらいの時間が経っただろうか。

下の口に挿れられたバイブは今でも体内を刺激し続けている。
ペニスからは力なく体液が溢れ続け、床に白濁の水溜りを作っていた。



なんでこんな事に…
朝、高杉がいつものように迎えに来た。だからまた前みたいに戻れたんだと安心していた。その時は。
それが学校に着いた途端ここへ連れ込まれこの様だ。



何時までこうしてればいいのかな。
不安と恐怖に押し潰されそうになり、目から涙が零れる。


ガチャリ。


ドアが開く音がし顔を上げる。高杉が帰ってきたようだ。

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