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ハリー・ポッター もう一つの物語

第8章 ハリー・ポッターと死の秘宝Part2




《ハリーside》

分霊箱の多くを破壊した。
あと少しだ。


ハーマイオニーとロンと、姿くらましをする。


ホグズミードに着くと警報がなった。
スネイプが仕掛けていたに違いない。



「あれ、リエルじゃないか……?」

ロンが小声で言う。
そう、リエルが家具を挟んだ向こう側にいる。


見つかる……!


「門のすぐそばに隠れ家に通じる地下階段がある。」


え?

独り言のようにそう言うと、リエルは立ち去った。


「どういうことだ……?リエルは敵じゃないのか?ハリー、どうなってるんだ?」

「分からない。リエルは何を考えているんだ……?」

「今わかるのは、隠れ家の前はリエルだけが守っている可能性があるということよ。」

「急ごう!」


僕らがいる場所と離れたところで警報が再びなり、そちらに注意が向いた。

その隙に隠れ家に入った。



「何をしに戻ってきた!」


アバーフォースは顔を合わせるなり怒鳴った。

そして、ダンブルドア先生の悪口を言った。
ダンブルドアの弟だったなんて。

考えてみれば、ダンブルドアについて僕は何も知らなかった。



「リエルと話したのか?」

アバーフォースはそう聞いた。


「リエルは味方なんですか?敵なんですか?」

「そんなこと、俺が知るわけないだろう。それを知っているのはリエル自身だ。」

「リエルに会ったことがあるんですか?」

「あるとも。お前よりも冷静に兄を分析していた。あの子はとても賢い。一筋縄じゃいかんぞ。」


しばらくすると、ネビルが通路を亘ってきた。


「やぁ!」

「ネビル!!」




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