第3章 レベル4に向けて、そしてISSキット
「さぁーて、お兄ちゃん。クローズドで何を話していたのかなぁ...?」
家に帰ってきた俺を(加速したのは街のスーパーでしていた)出迎えた美羽は仁王立ち+全く笑っていない笑でそう俺にいった。
「な、何って...れ、レベル4になったら連絡してっていわれただけだが..?」
その時、美羽の思考はこれでもかというほど加速した!
(まさかまさかッ無制限フィールドでホームを買ってお兄ちゃんと一緒に住む気!?)
どう考えればこんな考えにたどり着くのだろうか。
「...だ、だめ!もうあの人と会っちゃ!」
「え、ええ!?」
(私のお兄ちゃんを奪わせなんかしないんだからッ!!!)
そんなブラコン思考にもちろん皇羽は気づくはずもなく。
「い、妹よ?なにか勘違いしてないか..?俺が合う理由はさっきの対戦の騎馬兵の大群のことをもっとよく教えてもらうためだぞ...?」
「...え?そ、そうなの...?」
「そう、もっと正確に言えば《心意システム》についてを」
美羽はその聞き慣れないワードに首を傾げた。
「心意システム?」
俺は大きく頷いて。
「ああ、どうやら俺の出した騎馬兵の大群は《心意システム》によるものだそうだからな」
「ふーん...《心意システム》ねぇ...」
「そ、なんか強くイメージしたら出たんだ」
「ふーん...」
「...それじゃあ風呂洗っちゃうからな。あ、今日の夕飯なに?」
突然の話題切り替えに少々呆気にとられたあと美羽は言う。
「...え?あ、ああうん。今日はカレーだよ。お兄ちゃん」
「そか、じゃあ楽しみにしてるからなっ」
その後皇羽は風呂洗いと洗濯干しor洗濯たたみを終わらしたあと美羽の作ったカレーを二人は食べた。