第3章 レベル4に向けて、そしてISSキット
皇羽がバーストリンカーになるちょっと前にとあるアップデートイベントが行われた。
《ヘルメスコード縦走レース》
それは東太平洋上に建設された低軌道型宇宙エレベータの完成に当たって保安システムに日本のソーシャルカメラが導入されたため、ブレイン・バーストにも宇宙ステージとして登場したのと一緒に地上150kmのボトムステーションへのポータルは東京スカイツリーに用意され、そこでは一回きりのアップデートイベント《ヘルメスコード縦走レース》が行われていた。
そこで突然に乱入し真意技を使ってレースを台無しにしようとした【ラスト・ジグソー】というデュエルアバターを【シルバー・クロウ】は《災禍の鎧》という強化外装を用いて排除した。
そして、そのレースにより《心意システム》の存在が公になりとある強化外装が出回り出した。
それは【ISSキット】というもので《災禍の鎧》と同質な闇の真意を持ち、それを使うことによって《心意システム》の恩恵と闇の真意飲まれる可能性があった。
そしてその中、ネガネビュラス所属【シルバー・クロウ】がヘルメスコードで使った《災禍の鎧》と【ISSキット】の黒い過剰光が余りにも似ており、とある噂が加速世界に流れ出した。
『【ISSキット】は【シルバー・クロウ】が作ったのではないか?』
そして、俺の妹の様子がおかしい。