第41章 第40セット
「ハッ!!!相変わらず、面白いくらいの自信だな!」
呆れを通り越して笑えてくるほど。
「、、、、、“取るに足らないプライド”、、、確かにね
聞けよ、牛島。
俺は、自分の選択が間違いだと思った事は一度も無いし、俺のバレーは何ひとつ終わってない。
取るに足らないこのプライド。
絶対に覚えておけよ。」
牛「、、、?」
「ああそれとね、俺ばっか注視してると、思っても見ない方向からブッスリ刺されるからね。」
牛「? どういう意味だ」
「俺の後輩。頭悪いし、まだぜーんぜん俺に敵わないけど、
それでも、独りでなくなったあいつは強いよ。
カラスは群れで大きな白鷲さえ殺すかもね。」
それだけ伝え、他のメンバーの元へ向かった。