第29章 第28セット
国「行かないでッ、、、」
お願いだからそんな必死にならないで。
前みたいにはもう出来ないから。
もう、戻れないから____「好きです。」
掴まれた腕にぎゅっと力が込められる。
ダメだ。これ以上聞いたらッ___
国「俺にあなたを守らせてください。
あなたが、好きなんです。」
そこからは返事はまだ出来ないとだけ伝えてフラフラと家に帰った。
玄関に入ると急に足の力が抜けて立っていられなくなった。
びっくりして様子を見に来たお母さんに曖昧な笑みを返して部屋に閉じこもった。
ねぇ英。
なんで告白なんてしたの?
確かに今日はいろんなあなたを見れて嬉しかったしドキッともしたよ。
けど、今は言ってほしくなかったよ、、、
一静に飛雄、英まで
どうしたらいいの、、、?
頭の中がごちゃごちゃしてもうわかんないよ。