第28章 第27セット
意味を知ってか知らずか
飛雄にされたその行動によって私の胸は大きく高鳴った。
月明かりに照らされた飛雄の顔はとても大人っぽくて、見たことのない人のようだった。
影「ッ!!?あ、スンマセン!俺、無意識で、、、」
慌てる飛雄を宥め、家へと帰った。
帰り道、頭の中は飛雄の告白で頭がいっぱいだった。
まだ、どきどきしてる、、、
部屋にこもり、ふとケータイを見ると
英からメッセージが届いていた。
国見英『プール、いつ行けますか?』
なんてこった。
人生最大のピンチでないか?
思考回路がショートしそう。
かっこ良く去った←はずなのに、とんだ盆ミスだ。
しかもプール( º_º )
よし、スルーしよう。
ピロリン♪
国見英『スルーとかさせませんよ?
明後日、部活休みなので迎えいきます。』
速報
私の身の回りがみんなエスパーな件。
逃げたい。
塩キャラメル10箱で見逃してくれないかなぁ(切実)